こんばんは。
Vérité Office　リラクカウンセラー／人事労務コンサルタントの浅賀桃子です。

2013年もあとわずかですね。
人事の仕事を長くやってきたからか、11月・12月が忙しくなかったことがありません。
給与計算、年末調整、評価制度などなど。

師走とは、先人もよく言ったものだと思います。
まさに走るくらい忙しい日々が落ち着き、ふっと一息。
帰り道、ふと立ち寄った川辺で出会った鴨の夫婦。
しばし立ち止まり、ほのぼの見てしまいました。

2013年最後のブログは、今年の振り返りと2014年に向けての抱負ということで締めくくりたいと思います。

1. 2013年の振り返り

今年は私にとって、変化の多い1年でした。

それとともに、うまくいかないことも多く、いわゆる「スランプ」状態でもあったように思います。

でもその「スランプ」状態というのは、見方を変えれば「自分ときちんと向き合える時間をもらえている」とも言えるのではないかと思うのです。
そして、スランプから抜け出せた時には、自分にとって大切な何かに気づき、その何かが自分を救ってくれるのかもしれません。

うまくいかない、と思うとき。それは「こうあるべき」という気持ちが強すぎることも、一因かも知れません。
そんなときは、歩みをちょっと止めてみるのも大事な勇気だと、私は思います。

周りが加速している姿を見ると、焦って無理矢理にでも前に進もうとしてしまいがち。
ですが、今の悩んでいる自分をちゃんと受け止めてあげる。流れにゆだねてみる。

これも自分なんだと思うことで、自分の前にかかっている霧がちょっと晴れるような気もするのです。

2. 2014年のはじまり

さて、2014年は大阪でのカウンセリングで幕をあけます。
休職・復職・その後・・・と、定期的にお会いしている方々です。
少しでもお役にたてることの喜びを感じます。

ところで、大掃除をしているときに、私がカウンセリングの勉強をしていた頃のテキストやら実習日誌やら、昔のものが出てきました。
改めて読み返していると・・・初心に帰りますね。

やはり私は、このカウンセリングの仕事が好きなんだ。そう思います。

そして、私の願い。
欧米でのように、もっともっとカウンセリングが一般的になるように。

”Maybe it was because in our society we all need somewhere we can go and talk to somebody for an hour for just a nickel."
（私たちの社会ではみんな、わずか5セントで1時間、誰かと話しに行ける場所を必要としているのかもしれない。）
引用：　『PEANUTS 勇気が出る言葉』（角川書店）　より

上記の言葉は、私の大好きな漫画「PEANUTS」作者のシュルツ氏のインタビューでのコメントとして紹介されています。
日本でもスヌーピーとチャーリー・ブラウンでおなじみのこの漫画、ほぼ子供しか出てこない漫画ながら、たびたびカウンセリングの場面が登場するなど、アメリカではカウンセリングが一般的であることの表れだと思います。

日本でもアメリカでのように、カウンセリングがもっと一般的な存在になるように。
敷居を下げられるように、全力でこれからも頑張ります。

2013年、どうもありがとうございました。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。