「ストレス社会を生き抜くための心理学講座」開催

弊社代表 浅賀桃子が講師として登壇している埼玉しごとセンター主催の講座「ストレス社会を生き抜くための心理学講座」が前回(2025年9月25日)に引き続き、先日(2026年2月6日)開催されました。本講座は厚生労働省埼玉労働局委託事業の 若年者地域連携事業セミナーとなります。毎回人気講座となっており定員50名のところ、90名まで増員し満席での開催となりました。
コロナ禍を抜けて、テレワークなど人との関わりが少なくなっていく中で、ストレスを軽減するため相談できる相手は減っていませんか?中でも強いストレスの3割が人間関係と言われています。本講座では、ストレス対策としての実践的なセルフケアの方法のほかに、こうした人間関係改善に向けた対処法のヒントを中心に講習を行いました。

人間関係改善のヒントとして
ラポールの形成
信頼関係を構築するためのヒントとしてラポール構築スキルも紹介されておりますので一部ご紹介します。これは、自分と似た相手に対して、無意識に心地よさを感じ、好意的な態度をとることに由来しているもので下記のようなコミュニケーション上のコツがあります。
- 話のテンポなどを合わせる(ペーシング)
- 〇〇なんですねと、ときどき相手の話を伝え返す
- 自分ばかり話すことがないように積極的な傾聴を意識
- 思ったことを誠実に言葉にする
できそうでなかなかできないことですが、これも相手のため?という疑問には、講師から「相手に歩み寄ることは、自分のストレスをそっと軽くして、心を守るための大切な一歩」、という話にハッとされた方も多いのではないでしょうか?
返報性の法則
これは、人は相手からある態度や行動を示されたとき、同様のお返しをしようと感じる現象で、下記のようなケースがあります。
- 笑顔で接されると、笑顔で返したくなる
- 丁寧に話を聴いてもらえると、相手の話も聴いてみようと思う
私自身、思い当たることもあり、「これなのか!」と感じました。実際には、以前在職した会社でいつも挨拶を返してくれない役員の方がいらしたのですが、私自身は欠かさず挨拶をしておりました。後年、その方の部門へ転属となった際に、その強面の役員の部長からとてもお世話になり印象とは全く異なる面を見て驚いたことが忘れられません。また、その方との出会いは、その後の私のキャリアに大きな影響を与えるきっかけとなりました。
参加された方のアンケート
下記のような「ストレスの早期対処法について知ることができた」「日常に役立つセルフケアのコツを知ることができた」というお言葉をたくさんいただきました。(以下要約)
- ストレスの原因を探すだけでなく、早期に対処するセルフケアの手法について学べ良かった。
- 仕事以外の日常生活でも役立つ、また自分自身だけでなく家族や周囲の人にも役立つセミナーでした。
- 課題ごとに相談出来る人を考えておくということはとても参考になりました。
最後に
ストレスは、原因がモヤモヤとはっきりしないとなかなか負のループから抜け出すことはできません。まずはこのストレスが何者か知ることから始めてはいかがでしょうか?また、強いストレス源の3割は人間関係であることから、対処方法には注意が必要です。なぜなら相手を知ることが必要であるにも関わらず、相手を避けてしまい思考の停止に陥ることが多い為です。相手の視点を考えたり、第三者の視点で見ることにより、見え方が変わってくる為です。また、実は一番よくわかっていない自分自身を知る機会になるかもしれません。
そのほか、講座の中で紹介させていただいたツールを活用した診断テストをご案内いたします。
自分自身を知る、相手を知る目線で脳医科学に基づいたB-Brainテストに関して詳しくはコチラ
怒りの傾向を知ることができるアンガーマネジメント診断はコチラとなります。